夏に向けて今からできる食事の改良術!!
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2025 / 06 / 01
最終更新日:2025年6月1日
こんにちは!
もうすぐ夏本番。薄着の季節になり、体型が気になり始める方も多いのではないでしょうか?
「夏までに引き締めたい」「お腹まわりをスッキリさせたい」
そう思っていても、実際に何をどう変えればいいのか分からず、なんとなく食事量を減らして挫折…というパターンも少なくありません。
でも安心してください。今からでも十分間に合います!
このブログでは、夏に向けて体を変えたい人が今すぐ取り組める“食事の改良ポイント”を3つに分けて紹介していきます。
身体を変える第一歩は「正しく食べること」。無理な我慢は不要です。
目次
🍚①「量」より「質」で変える炭水化物の摂り方
❌ よくある失敗:「炭水化物=太る」と思い込んでいる
「とりあえず白米を抜いて、サラダと鶏むねだけにしてる」
そんな声をよく聞きますが、それは短期的には体重が落ちても、長期的には筋肉も失われて代謝が落ちてしまいます。
炭水化物は、体を動かすためのエネルギー源。特に、トレーニングをする方や代謝を維持したい人にとっては欠かせません。重要なのは、「質」と「タイミング」です。
✅ 改善ポイント①:炭水化物の種類を見直す
精製された白い炭水化物(白米、菓子パン、うどんなど)は、血糖値の急上昇を引き起こしやすく、脂肪として蓄積されやすい傾向があります。
その代わりに、オートミール、玄米、全粒粉パン、雑穀米といった“複合炭水化物”を選びましょう。これらは血糖値の上昇が緩やかで、腹持ちも良く、減量中の空腹対策としても優秀です。
✅ 改善ポイント②:炭水化物を摂るタイミングを意識する
炭水化物は「摂る時間」が大切です。
エネルギーを必要とする時間帯、つまり「朝」と「トレーニング前後」にはしっかり摂るようにしましょう。
反対に、夜遅い時間や活動量が少ない時間には控えめにするのがベターです。
例としては、朝食にオートミール+卵やプロテイン、トレ後に白米+脂肪の少ない肉類といったメニューが理想的です。
🥑② 脂質は「抜く」より「選ぶ」が正解
❌ よくある誤解:「脂質を全部カットすれば痩せる」
「脂質=太る」というイメージから、脂質を極端に制限する方がいます。
しかし、脂質はホルモンバランスを整えるために不可欠な栄養素。特に、テストステロンの分泌や細胞膜の形成、脳の働きにも深く関係しています。
つまり、“太りにくい脂質”を適切に摂取することが大切なのです。
✅ 改善ポイント①:避けるべき脂質と摂りたい脂質
まず、避けたい脂質としては「揚げ物」「ファストフード」「マーガリン」「トランス脂肪酸を含む加工食品」などが挙げられます。これらは体内の炎症を引き起こし、代謝の低下にもつながる可能性があります。
一方で、摂取したい良質な脂質は以下のようなものです:
• オリーブオイル(特にエクストラバージン)
• アボカド
• ナッツ類(無塩・素焼き)
• 魚油(サバ・イワシ・サーモン、またはフィッシュオイルサプリ)
• MCTオイル(中鎖脂肪酸でエネルギーになりやすい)
✅ 改善ポイント②:日常の食事にうまく取り入れる
良質な脂質は、以下のように日常の中で無理なく取り入れられます。
• 朝食のサラダにオリーブオイルをかける
• おやつとしてナッツを5~10粒程度食べる
• 魚が苦手な場合は、フィッシュオイルのサプリメントで補う
• エネルギーが必要な時にMCTオイルをプロテインに混ぜる
脂質は「カット」するのではなく、「選んで摂る」。これが、リバウンドを防ぎつつ代謝を落とさないための基本戦略です。
🥩③ タンパク質と水分は“量とタイミング”が勝負
✅ タンパク質:筋肉を守るための最重要栄養素
減量中、筋肉をできるだけ落とさずに体脂肪だけを削っていくには、タンパク質の摂取がカギになります。
目安としては、体重1kgあたり1.5~2.0gのタンパク質を毎日摂るのが理想です。
例えば、体重が84kgの方なら、126~168gが目安になります。
1日150gを目指す場合の例は以下のとおり:
• 朝食:プロテイン+卵(約30g)
• 昼食:鶏むね肉150g(約40g)
• トレ後:プロテイン+ご飯(約30g)
• 夕食:赤身肉や豚ヒレ肉150g(約40g)
このように、「毎食に必ずタンパク質源を入れる」ことが、筋肉を守るポイントです。
忙しい時は、コンビニのサラダチキンやゆで卵、豆腐バーなどを活用しましょう。
✅ 水分:代謝と脂肪燃焼に直結する隠れた主役
水分は、脂肪燃焼や代謝、そして体内の老廃物の排出に大きく関わっています。
特に減量中は、こまめに水を摂ることで便通やむくみ改善、空腹感の抑制にもつながります。
基本的な目安は、体重×30~40mlの水分を1日で摂取。
体重が84kgの人なら、2.5~3.3Lを目指しましょう。
また、水だけでなく、以下のような水分摂取もおすすめです。
• 朝起きてすぐに常温の水をコップ1杯(代謝スイッチON)
• トレーニング中は、ポカリスエットを薄めたり、クエン酸+塩を混ぜた水で電解質補給
• 就寝前にもコップ1杯の水(睡眠中の脱水を防止)
「喉が渇いてから飲む」のでは遅いので、こまめな摂取を習慣づけることが大切です。
🔚 まとめ:夏は今から準備すれば十分間に合う!
最後に、ここまで紹介した3つの食事改善ポイントを振り返りましょう。
✅ 本日のまとめ
1. 炭水化物は「質」と「タイミング」で味方になる
2. 脂質は「全部抜く」より「良質な脂を選んで摂る」
3. タンパク質と水分は“量とタイミング”で代謝を守る
「食べなければ痩せる」という考えは、短期的な体重減には効果があるかもしれません。
しかし、それは代謝を落として筋肉を失い、リバウンドしやすい身体を作ってしまうだけです。
僕自身、今まさに大会に向けてナチュラル減量に取り組んでいます。
無理をせず、でも着実に体を変えるには、「正しい食べ方」を知ることが一番の近道です。
ぜひ、今日から少しずつ、あなたの食事も見直してみてください。
小さな変化が、やがて大きな成果につながります🔥