冬の朝がつらい人へ|“起きる力”を高める5つの習慣
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2025 / 11 / 11
最終更新日:2025年11月11日

はじめに:寒い朝に勝てないのは「意思が弱い」せいじゃない
寒さが厳しくなるこの季節。
「あと5分だけ…」と布団のぬくもりに抗えないまま、気づけば遅刻ギリギリ――。
そんな経験、きっと誰にでもあるはずです。
実は、冬の朝がつらいのは意志の問題ではなく、体の生理的な反応です。
気温が下がると体温も低下し、代謝も落ちやすくなります。さらに冬は日照時間が短くなるため、体内時計を整える「光のリズム」が乱れがちに。
この2つの要因が合わさることで、脳も体も“起動しづらい”状態になるんですね。
でも安心してください。
少しの工夫で「起きる力」を取り戻すことは十分に可能です。
今回は、冬の朝を快適に迎えるための5つの習慣を紹介します。今日から実践できるシンプルなものばかりなので、ぜひ試してみてください。
目次
1. 体温を上げる「起床スイッチ」をつくる
▶ 布団の中で“ウォームアップ”
朝起きられない最大の理由は、体温が上がっていないから。
人間の体は深部体温が上昇することで自然と覚醒しますが、冬は寒さで血管が収縮し、体温が上がりづらくなります。
そこでおすすめなのが、布団の中でできるミニ運動です。
• 両手を軽くグーパー10回
• つま先を上下に動かしてふくらはぎを刺激
• その場で深呼吸を3回
たった1分でも血流が促進され、内側からポカポカしてきます。
「体を温めてから起きる」ことが、冬の朝を快適にする第一歩です。

▶ 白湯で内臓を温める
次に試したいのが、朝一杯の白湯。
起床直後に40〜50℃程度のぬるめの白湯を飲むと、冷えていた胃腸が温まり、代謝が活性化します。
ポイントは“ゆっくり飲むこと”。
ゴクゴク飲むより、10〜15秒かけて口に含みながら飲むと、自律神経が整いやすくなります。
▶ 朝シャワーでスイッチON
もし余裕があるなら、**ぬるめの朝シャワー(37〜38℃)**を浴びてみましょう。
短時間で構いません。冷えた皮膚表面を温めることで血流が一気に回り、脳もシャキッとします。
「熱いお湯ではなくぬるめ」がコツです。急激な温度差は逆効果になることもあります。
2. 光を味方にする
▶ 光が「体内時計」を整える
冬の朝がつらいのは、単に寒いだけではなく太陽光の不足も原因です。
光を浴びることで眠気ホルモン・メラトニンの分泌が止まり、脳が“朝だ”と判断します。
日光を浴びないとメラトニンが残り続け、いつまでも眠気が取れません。
▶ カーテンを開けて寝る or 光目覚ましを使う

日の出と同時に部屋に光が入るだけで、体はゆるやかに目覚めます。
もし日の出前に起きる場合は、光目覚まし時計を試してみてください。
LEDが少しずつ明るくなるタイプなら、自然な目覚めを再現できます。
「無理やり起きる」から「自然と目が覚める」感覚に変わります。
▶ 朝日5分でセロトニンを活性化
起床後はできれば5〜10分間、窓際で日光を浴びるのがおすすめです。
できれば外に出て、軽くストレッチを加えるとさらに効果的。
太陽光によって“幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンが分泌され、気分も前向きになります。
3. 脳を“起動”させる小さな刺激を与える
▶ アラーム音を定期的に変える
寝起きの脳は、いつも同じ刺激に慣れてしまいます。
そのため、毎日同じアラーム音では反応が鈍くなることも。
週ごとにアラーム音を変える、テンポのある曲にするなど、“新鮮な刺激”を与えることがポイントです。
▶ 香りで脳にスイッチを入れる
香りは嗅覚を通して直接脳に届くため、非常に強力な刺激になります。
特におすすめは「ミント」「レモン」「グレープフルーツ」などの爽やかな香り。
アロマディフューザーやスプレーを使って、寝室を朝の香りに切り替えましょう。
夜はラベンダー系、朝は柑橘系にすると“ON/OFF”がはっきりしてきます。

▶ 「水+深呼吸」でリセット
寝ている間に失われた水分を補給し、深呼吸で酸素を取り入れる。
このシンプルなセットは、脳を覚醒モードにする最強コンボです。
起きたらまず、一口の水を飲み、3回ゆっくり深呼吸。
この30秒の習慣が、午前中の集中力を大きく左右します。
4. 朝食でエネルギーを投入する
▶ 「体を温める食材」を選ぶ
冬の朝におすすめなのは、しょうが・ネギ・味噌・卵といった“温活食材”。
味噌汁にしょうがを加えたり、卵スープを作るだけでも体の内側から温まります。
反対に、冷たいヨーグルトやジュースは体を冷やすので避けましょう。
▶ タンパク質+温かい炭水化物がベスト
「卵焼き+味噌汁+ご飯」や「オートミール+ゆで卵+スープ」など、
タンパク質と炭水化物を組み合わせることで、体温と集中力を同時にアップできます。
プロテイン+バナナ+インスタント味噌汁でも十分効果的。
朝の食事は「温かく・消化の良いもの」を意識するのがコツです。
▶ カフェインの“使い方”を見直す
朝のコーヒーは悪くありませんが、起床直後のカフェイン摂取は避けた方が◎。
目覚め直後はコルチゾールという覚醒ホルモンが自然に分泌されるため、カフェインを摂っても効きづらいのです。
起きてから1時間後のコーヒーが最も効果的。
体が自然に覚醒してから“追いカフェイン”を入れるイメージで。
5. 夜の習慣で“朝の質”が決まる
▶ 寝る90分前の入浴で「眠りスイッチ」
深い眠りを得るには、寝る約90分前の入浴がベスト。
お湯の温度は38〜40℃程度にし、リラックスしながら10〜15分ほど浸かりましょう。
体温が一度上がり、ゆるやかに下がる過程で自然な眠気が訪れます。
入浴後はスマホを見ず、照明を落として穏やかな時間を過ごすのがポイントです。
▶ ブルーライト対策でメラトニンを守る
スマホやPCのブルーライトは、睡眠ホルモン「メラトニン」を抑制します。
寝る1時間前にはスマホを遠ざけ、部屋を間接照明に切り替えるのがおすすめ。
どうしても画面を見る必要がある場合は、ブルーライトカット眼鏡やナイトモードを活用しましょう。
▶ 寝る前ストレッチで副交感神経を優位に
寝る直前に軽いストレッチや深呼吸を行うと、体の緊張がほぐれ、眠りの質が上がります。
肩を回す、首を傾ける、足首を回す――この程度で十分です。
リラックスした眠りが、翌朝の「起きる力」を育てます。
まとめ:小さな習慣で「冬の朝」は変えられる
冬の朝がつらいのは、あなたの意思が弱いからではありません。
寒さや光不足といった自然の要因が、体のリズムを乱しているだけです。
だからこそ、体を目覚めやすくする環境を整えることが大切です。
• 布団の中で体を動かして体温を上げる
• 朝日を浴びて体内時計をリセットする
• 香りや音で脳に刺激を与える
• 温かい朝食でエネルギーをチャージする
• 夜のルーティンで眠りの質を整える
この5つを少しずつ実践すれば、冬の朝も決して怖くありません。
“起きる力”は筋トレと同じで、毎日の積み重ねで強くなるものです。
今日からあなたの「朝リセット習慣」を始めてみませんか?
きっと1週間後には、寒い朝でも自然と体が動き出すはずです。
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パーソナルジムBEYOND 川崎店
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BEYOND川崎店では、お客様一人一人の悩みや目標に合わせた食事やトレーニングメニューを提供させていただいています!

私は高校時代、器械体操をやっていて周りより少し筋肉がついてきたのがきっかけでトレーニングを始めました!
元々ガリガリで自分に自信のなかった私ですが、努力した分だけ変わっていく体をみて自分に自信が持てるようになりました!
また今はボディメイクの大会に出場し、日本大会で3位にもなりました!
このように私自身トレーニングで人生が大きく変わったので、そのトレーニングの楽しさを皆様に知って頂き、人生を良い方向に変えるきっかけになれればと思います!
【受賞歴】
2021 SSA Surf model部門 横浜大会 優勝
2021 SSA Surf model部門 日本大会 5位
2022 SSA Surf model部門 埼玉大会 優勝
2022 SSA Surf model部門 日本大会 3位

